イギリスを代表するジャズ〜ラテン楽団を率いたスタンリー・ブラック。本当に沢山の録音が残されています。本作のすばらしさは選曲が抜群に良いこと。ロックステディ好きにもお馴染みの"Indian Love Call" "Perfidia"、スウィング〜ジャイヴ好きには"Lover, Come Back To Me"などなど、ラテン曲のみならず、スタンダード曲をラテンやチャチャチャ・アレンジで聴かせます。ありがちなムード・ミュージックと一括りに片付けられてしまいそうな音ですが、英国MELODISCやトリニダードのカリプソ楽団のチャチャチャ曲などに馴染んだ耳にはこのエレガントさと骨太なビートの価値がきらりと光るはず。
【track】
A1. Green Eyes
A2. Lover, Come Back to Me
A3. On the Street Where You Live
A4. The Moon Was Yellow
A5. When I Fall In Love
A6. Indian Love Call
B1. Perfidia
B2. Limelight
B3. But Not For Me
B4. Serenade (From "The Student Prince")
B5. Frenesi