西内徹。日本レゲエシーンのサックス/フルート・プレイヤーと言えば、まずこのひとです。あらゆるセッション、レコーディングでこの名人の名演が聴けるわけですが、文字通り、満を持して2012年にリリースしたリーダー・アルバムがこれ。
管に込められたハンパない歌心、そして熱量。圧巻です。一丸となったバンド・サウンドをオープンリール一発録音でドーンと。オリジナル曲、そしてスカタライツからビートルズ、パット・メセニーまで絶妙な品ぞろえは、てちゃんならでは。
重厚なスカ古典A-1でこだま和文氏、土生"TICO"剛氏のスティールパンが美し過ぎるA-3、松竹谷清氏が歌う友部正人さんの"夕日は昇る"、とゲスト陣もえらいことになっています。
西内徹(Sax & Flute), エマーソン北村(Keyboards), 森 俊也(Drums),小粥鐵人(Bass), WADA MAMBO(Guitars), YotaKobayashi(Guitars), 内田コーヘイ(Violin),Yaggy(Cowbell)
Mix :内田直之
Guest:こだま和文(Trumpet), 土生"TICO"剛(Steelpan), 松竹谷清(Vocal & Guitar)
【track】
A-1. Exodus
A-2. North of the River Tama
A-3. Jealous Guy
A-4. Isn't She Lovely
B-1. La Man't II
B-2. Paupers Alright
B-3. Travels
B-4. 夕日は昇る