ハマのチカーノ集団、エル・シナモンズによる同人誌が到着しました!
シナモンフィーリングとは...
ブーガルー歌手・チャーリー宮毛命名による概念。例えば、NYの下町に見る色使いの派手な手書きの看板、安ホテルのラウンジのコーヒーの味、三流デパートのエスカレーター付近のペンキの匂い、地下鉄のなかで聞こえるトリッキーなスパニッシュ・スラングなど。これら妖しくチープな空気を形成している諸要素と出会ったときに感じる「異国的な心地よさ」。それらの本筋にある骨董趣味(パンク仕様)を指す。また、心地よさとは対極のトラブル感やアンラッキー刊をも含みこむ。
とな。
さっぱりわからない?いやいや、脱力しきった秀逸なイラストの表紙が気になったアナタは、すでにシナモン・フィーリングを身にまとっているのです。
チャーリー宮毛氏によるブーガルー感溢れるコラム、日本にチカーノ音楽を根付かせた偉人、宮田信さんのサルサ文、ディスクレビューや、つくばのPEOPLE BOOKSTORE植田浩平氏によるブックレビュー、メンチカツ伊藤氏のマンボ奇譚などなど。
そしてそして、なんと、7ページにもわたって、当店ピカントのロング・インタビューを掲載してくれています。お店のコンセプト的なハナシから、音楽と雑貨にまつわる色々まで。
櫛形しおりとチカーノステッカー付き。
ぜひ皆さんに読んで頂きたい一冊です。